特別史跡とは?

国が文化財保護法で指定した史跡のうち、学術上の価値が特に高く、わが国の文化の象徴たるものです。国宝(建築物、美術工芸品、文書などで使われる概念)と同格のものです。

 

★加曽利貝塚の指定は、縄文時代の特別史跡としては4例目、貝塚では日本初


▼これまでに指定された縄文時代の特別史跡

 

三内丸山遺跡(さんないまるやまいせき 青森県・平成12年指定)

縄文時代前期から中期(約5500年前から4000年前)の大規模な集落跡

 

大湯環状列石(おおゆかんじょうれっせき 秋田県・昭和31年指定)

2つの環状列石(野中堂環状列石、万座環状列石)を主体とする縄文時代後期(約4000年前)の大規模な遺跡

 

尖石石器時代遺跡(とがりいしせっきじだいいせき 長野県・昭和27年指定)

縄文時代の集落研究先駆けの遺跡。縄文時代中期(約5000年前から約4000年前)


▼ 2017.11.3 に行われた特別史跡の標柱除幕式の様子(加曽利貝塚公園内)